い き も の

  - 恵庭公園にはどんな生物がいるの? - 
                            

 恵庭公園は市街地にある公園ではたいへん大きな総合公園で野球場やサッカー場などもありますが、公園面積の3/4は樹林地で自然に恵まれた緑のオアシスです。


 鳥、動物や草花の季節によって咲く花や木の葉の色の変化を楽しむことができます。


 また、ユカンボシ川の水源がこの公園の中にあり、わき水が流れとなって下って行くようすを見ることができます。
みずならのたいぼく
恵庭公園のミズナラの大木


水源ちかくにすむヨコエビ
 ユカンボシ川のわき水に近い流れのなかにエビのような虫がすんでいます。体長は10mm程度しかなく、頭部はエビ類とはちがう形をしています。
 エビ目とはちがうヨコエビと呼ばれる虫の種類の一つのようです。
ユカンボシ川
ユカンボシ川の水源
ヨコエビ
ヨコエビ


春に公園入口を青く染めるエゾエンゴサク
 春になると入口近くにある林の中を一面に青紫色に染める花がエゾエンゴサクです。だ円形の小葉(しょうは)3枚からなる花を咲かせます。
 食用にもなり、熱湯にさっとくぐらせ、おひたし、ごまあえ、汁の実などにします。
 また、春に花が咲き夏まで葉をつけますが、あとは地下で過ごす草花(スプリング・エフェメラル=春のはかない命)の一つです。カタクリやニリンソウなども仲間です。
 花の色は青むらさき・赤むらさき・白と3種類あり、白のエゾエンゴサクはめずらしいですが、恵庭公園で3種類とも見つけることができます。
青むらさきの花
青むらさきの花
赤紫の花
赤むらさきの花
白の花
白の花


集まって咲くオオウバユリ
 雪が解けると林の中や道端でアズキ色の芽だしをするオオウバユリが見られます。
緑に紅い葉脈が目立つふしぎな葉があちらこちらに出て、駐車場の向かいの林や水の場のあたりにも芽だしが見られるようになります。大きくなったときの姿と芽だしの時期と姿がちがうので、名前がわからない場合があるようです。

 芽だし時期の頃の写真をよく見てから公園でさがすとよいでしょう。大姥百合と書き、花の咲くころ、根元の葉が枯れてなくなることから「葉」を「歯」に置き換えて、姥(年をとった女の人)の歯がぬけることにたとえてウバ(姥)ユリの名が付いたようです。また、花の咲くころのにおいが老婆の体臭に似ているからウバユリの名がついたという説もあります。

 食用にもなり、新芽・若葉はゆでてから水にさらして、おひたしや和え物にして食べるとおいしいようです。人間がおいしいのですから虫もこの葉が大好きで、カタクリハムシという小さな虫が食べるため葉にまるいあながたくさんできるようになります。歯の上にとまっている赤いカタクリハムシを観察することができるでしょう。

 恵庭公園では、ユカンボシ川に近い林の中にとくに集まって咲くオオウバユリが見られます。

オオウバユリ 4月
@アズキ色の芽出し 4月
@アズキ色の芽出し 4月
A元気に育つ芽 4月
A元気に育つ芽 4月
Bみどり色が見える若葉 4月
Bみどり色が見える若葉 4月
C若葉が出てきた 4月
C若葉が出てきた 4月
Dつぎつぎと出てくる葉 4月
Dつぎつぎと出てくる葉 4月
Eひろがる若葉 4月
Eひろがる若葉 4月




オオウバユリ 5月
@赤い葉脈がめだつ 5月
F赤い葉脈がめだつ 5月
A葉につくカタクリハムシ 5月
G葉につくカタクリハムシ 5月
  6月にが咲きます  

-  オオウバユリの6月は、どんな花が咲くのでしょう?  -
図鑑で調べてみましょう
初夏の公園で観察してみましょう。






オオウバユリ 8月
@種ができる 8月
@種ができる 8月
A種ができる 8月
A種ができる 8月
B種ができる 8月
B種ができる 8月
 




オオウバユリ 11月

オオウバユリ 11月
 種を全部出し切って寒い冬に枯れた実をつけたオオウバユリは、一生を終えます。
 一回繁殖型多年草(いっかいはんしょくがたたねんそう)と呼ばれ、一生のうちに一回だけ花を咲かせると死んでしまう植物です。

 種から花を咲かすまで10年ほどの長い年月がかかるそうです。
オオウバユリは種で増えるもの・元株(もとかぶ)の根にある鱗茎(りんけい)の横につく小鱗茎から育つものがあります。
 鱗茎にはでんぷんが含まれていて、昔から食用として利用されてきました。ユリ科の植物であるから鱗茎は「ゆり根」として店頭にならんでいるものと似た成分を持っています。

 生のまま衣(ころも)をつけて天ぷらにしたり、茶碗蒸しにして食べることができます。また、鱗茎の鱗片(りんぺん)を一枚一枚はがして、よく水で洗い、すりつぶし、叩き潰し、そして水の底に沈殿(ちんでん)させることによってデンプンを取り出すことができます。

 取り出したデンプンは、普通のデンプンと同じように団子にしたり、他の粉などに混ぜてさまざまな食べ方があるようである。昔は腹痛や便秘の際の薬として、利用されたことあるようです。
 

秋にひろうドングリ
 秋になると公園の中心部の広場にドングリの実がたくさん落ちています。 ミズナラの先っぽがとんがったドングリやまるい形のカシワのどんぐりなどさまざま形の実が見られます。

 ドングリを机の引出しなどにしまって置くと出てくる虫は「シギゾウムシ」と呼ばれます。ドングリがまだ青くてやわらかいうちにハリの先くらいの穴をあけて卵を産みつけるのです。
ドングリをつける木の種類やドングリ虫のシギゾウムシはどんな虫なのか調べてみるのもおもしろい研究になるでしょう。


見つけやすい生き物たち

鳥類
スズメ トビ
コガラ カラス
ヒヨドリ ヒガラ
キジバト シメ
アカゲラ
アカゲラ
シジュウガラ
シジュウカラ
ツグミ
ツグミ
ムクドリ
ムクドリ
 
ハシブトガラ
ハシブトガラ
ゴジュウガラ
ゴジュウカラ



植物
ニリンソウ
ニリンソウ@ ンイリンソウA  
ミドリニリンソウ
ミドリニリンソウ@ ミドリニリンソウA
オオバナエンレイソウ
オオバナエンレイソウ
ユキザサ
ユキザサ
スミレ
スミレ
ミヤマハコベ
ミヤマハコベ
ネコノメソウ
ネコノメソウ
マムシグサ
マムシグサ
クマイザサ
クマイザサ
ミズヒキ
ミズヒキ
バンケイソウ
バンケイソウ
ヒメイチゲ
ヒメイチゲ
アズマイチゲ
アズマイチゲ
フクジュソウ
フクジュソウ
ザゼンソウ
ザゼンソウ@ ザゼンソウA  
ホソバノアマノ
ホソバノアマノ
トクサ
トクサ
ナニワズ
ナニワズ
フッキソウ
フッキソウ
ツルアジサイ
ツルアジサイ
フキノトウ
フキノトウ
エンレイソウ サクラスミレ
ルイヨウシュウマ クルマバソウ
キジムシロ オオバコ
エゾエンゴサク