い き も の

  - 恵庭の川にはどんな生物がいるの? - 
                            

 恵庭市には「水と緑のやすらぎプラン」があり、川をたいせつにしたまちづくりが進められています。まちの中をいくつもの川が流れ、自然とのふれあいをふだんの生活のなかでも深まるように計画されてきました。

 恵庭市には島松川、ルルマップ川、柏木川、茂漁川、ユカンボシ川、千歳川、漁川そしてさらに上流にラルマナイ川、イチャンコッペ川、モイチャン川などいくつもの流れがあります。
 また、これらのほとんどの川が水源を恵庭市の中に置いている。まちのなかを川が流れていても通過するだけで水源が離れている場合が多いので、恵庭市のような例はめずらしいといえます。

 これらの川にはさまざまな生きものがいます。川の形状、流れの速さ、水の温度などでちがいがありますが、漁川を例に生きものを調べてみましょう。


まちの中で産卵するサケ
 秋になるとサケが産卵のために漁川に帰ってくる。日本海―石狩川―千歳川―漁川と長旅をして戻ってきたサケは道の駅近くの恵庭大橋(おおはし)付近で産卵します。

 川の中に湧水があるようで9月頃はオスサケの白子(しらこ)で川底の小石が白くなるほどです。

 産卵のあとメスとオスのサケはこのあたりで一生を終え、“ホッチャレ”となり他の魚や川辺の鳥など生きもののエサとなったり、その養分(ようぶん)が水にとけ込んで自然に還(かえ)ります。

 恵庭大橋から18号橋あたりの川辺にはホッチャレとなり水の底に横たわるサケが観察できます。
さけ

漁川に戻ってきて産卵するサケ

コオニヤンマ
 夏の漁川にはいろいろな虫たちがいますが、500円玉のような薄い体に足と頭がついた虫がヨシなどの根元をタモ網ですくうと入ることがあります。
 コオニヤンマ(サナエトンボ科)の幼虫です。

〔写真提供 妹尾優二氏〕

コオニヤンマの幼虫
コオニヤンマの幼虫
脱皮するコオニヤンマ
脱皮するコオニヤンマ
脱皮し終わったコオニヤンマのぬけがら
脱皮し終わったコオニヤンマのぬけがら
コオニヤンマの成虫とぬけがら
コオニヤンマの成虫とぬけがら

ショウドウツバメ
 漁川周辺には何種類かのツバメが飛来していますが、漁川の下流(かりゅう)付近で見られる小型のツバメで、河岸(かわぎし)に小さな穴をあけて巣をつくります。

 中島松付近の上流(じょうりゅう)に向かって右漁川河岸に小さな穴がマンションのようにならんだ巣穴を見ることができます。




魚類
サクラマス
サクラマス
フクドジョウ
フクドジョウ
モズクガニ
モズクガニ
ハナカジカ
ハナカジカ
ヤツメ
ヤツメ
ウグイ・エゾウゴイ・ヤマメ・ヤツメ・イバラトミヨ・フクドジョウ
ウグイ等


川の虫
ヒゲナガカワトビゲラ
ヒゲナガカワトビゲラ
ヘビトンボ(幼虫)
ヘビトンボ
ヒゲナガカワトビゲラと巣
ヒゲナガカワトビゲラと巣
カワゲラのなかま
カワゲラのなかま
ヒゲナガカワトビゲラの巣
ヒゲナガカワトビゲラの巣
ヒラタカゲロウ
ヒラタカゲロウ
トビケラの巣
トビケラの巣
左からマダラカゲロウ、ヒラタカゲロウ、コカゲロウ 
左からマダラカゲロウ、ヒラタカゲロウ、コカゲロウ
カワトンボ 
カワトンボ
ミズスマシ 
ミズスマシ
印写真は
恵庭市 伊藤富子氏 提供
ヨコエビの仲間
ヨコエビの仲間



鳥類
カワセミ
アオサギ
ショウドウツバメ
ヤマセミ
ハクセキレイ
植物
エゾノカワヤナギ
ヨシ
オオヨモギ
ガマ
ほ乳類
エゾヤチネズミ
エゾリス
キタキツネ
エゾトガリネズミ
ミンク



  ※ 上記の生物は、どこでも見つけることできそうな種類を記しました。
この他にもたくさんの生物がいるので、じっくりと時間をかけて観察するとさまざま生物を発見できることでしょう。